みなさん、こんにちは。
山岸充(みつる)です。前回までの記事を読んでくださりありがとうございます。今回も続きを書いていこうと思います。前回の記事はこちらです→『新しいコミュニケーションの先に。山岸みつる(30歳)地域事業家です③』
就職して一年目。新しいコミュニケーションを心がけていたことで、一年目に成績を残すことができた過去。同じことはできないかもしれませんが、今、そしてこれからに活かすのにはとても貴重な日々だったと思います。
そんな日々の中、めぐり合いで訪れた、福井県・鯖江市。
元々地域の産業に興味があり、地方創生事業に注力していた会社にも入社したし、祖父がめがね屋を経営していたことで私の中には地域の産業とめがねとの密接な結びつきに対する強い思い入れがあったんです。
会社の有給を取り視察に訪れたこのまち。
とは言っても、すぐになにかができるわけでもないし、アイディアも浮かばない。どうしたらいいか日々考える中で実際に足を運んでみたこの鯖江というまちで、市役所の方やめがね会社の社長さんなどいろんな方とお話することができました。そのお話の中で
“地方のこれからについて、どうすればいいのかわからない”
という声が圧倒的に多かったんです。
この言葉に突き動かされた私は、その時にはもう「鯖江に行く」と決めていたんです。ロジックも戦略もないままに。過去の出来事や経験がここに結びついた瞬間でした。
まちに行って、まちの香りを感じてみる。
そうすることで初めてわかることや感じることがあります。その感覚を“ひとごと”ではなく“自分ごと”として自然と捉えようとしていたのは、私の中にあった“まちづくり”と“めがね”というものがそうさせてくれたんだという思い。
鯖江に初めて訪れてから半年後。私は鯖江市に移住しました。
「3年でやめる」と決めていた会社。
「会社でやれることをしたら、オリジナルな挑戦をしたい」
想定よりも早かった1年10ヶ月での退社になりましたが、それは鯖江というまちに心が引き寄せられたからだと思います。大好きになってしまったんです。鯖江というまちが。
今回はここまでです。読んでくださりありがとうございます!
「全員主役」の地域経済と教育をつくる。
山岸(やまぎし)みつる
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