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山岸みつる(30歳)地域事業家です⑤

日常生活のこと

みなさん、こんにちは。

山岸充(みつる)です。前回までの記事を読んでくださりありがとうございます。今回も続きを書いていこうと思います。前回の記事はこちらです→『オリジナルな挑戦に向けて。山岸みつる(30歳)地域事業家です④』

 

オリジナルな挑戦をしていきたい___。想定よりも早い1年10ヶ月で退社を決めたのは、鯖江というまちに引き寄せられたから。そして、鯖江というまちが大好きになっていたから。

それでも後ろ髪を引かれたんです。「めがね屋を継いでほしい」という、今は亡き祖父の思いや「あとは頼む」という父の思いが心のどこかに引っかかっていて……。いざ移住のことを考えると、うまくいくのだろうか?うまくいかずに帰ることになるんじゃないか?いろんな思いが複雑に私のなかにはあって、どこかで「めがね屋を継いでほしい」という言葉を言い訳に移住をやめようかということも頭をよぎりました。

一年目。予想していた通りうまくいかないことが多く、悶々とする日々を過ごしました。

人間関係もできていなかったので、誰を頼っていいのかわからない。思うように人の気持ちを動かすこともできない。おそらく私は地域の方には“外からきたよくわからない若造”に映ったと思います。

きっと、私の中にあったちょっとした後ろ向きな気持ちがそうさせていたし、やはり中途半端な気持ちでは誰も振り向いてもらえない。そんなことに気づいた一年目でした。

 

後ろ向きな気持ちが完全に前に向くように__。

 

声をかけ続けること。動き続けること。本気でぶつかっていくこと。断られても言い続け、振り向いてもらえるまで行動し続ける。少しずつ少しずつ人との関わりができはじめ、私の中にあった後ろ向きな気持ちはいつの間にか消えていました。

人って不思議ですね。自分自身の中にあるものが少し違うだけで、進むか後退するのかが決まってくる。人がどう応えてくれるのかも変わってくる。一年目にそれに気づけたことは私にとってとても大きな経験になったんです。

 

内側にいるからこそみえるものとみえないもの。外側にいるからこそみえるものとみえないもの。

 

東京から移住し、それを肌で感じることも多くありました。私だから感じること、私だから感じることができないこと。そのバランスをうまくとりながらまちづくりに活かしていきたい。

鯖江での一年を過ごし、そんな気持ちがさらに強くなっていきました。

 

今回はここまでです。読んでくださりありがとうございます!

「全員主役」の地域経済と教育をつくる。

山岸(やまぎし)みつる

 

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