こんにちは。
山岸充(みつる)と申します。
今回は、私のことを少しお話させてください。
私は1990年生まれの30歳。2016年に鯖江に移住しました。
『鯖江』というまちの魅力に取り憑かれて5年目を迎えています。
“まちづくり”そして“めがね”というキーワードは私の中に強烈なインパクトを与えてくれました。というのも、東京でめがね屋を経営していた祖父の影響で「めがね」というものが身近だったこと、そして大学在学時に学生が地域活性化を目指してつくるお祭り「京都学生祭典」の幹部としてまちづくりに携わっていたことがあり、地方創生というものと隣り合わせで過ごしてきたからなんです。
このふたつのキーワードが、私と『鯖江』というまちをつないでくれたと感じています。
私の生き方の基盤。それは父の死なんです。私が小学2年生の時、病気で他界した父。父が他界する何日か前、父が部屋に私を呼び出しこう言いました。
「あとは全部、家族を含めよろしく頼む」
と。小学校2年生だった私には意味を理解するまで時間がかかる言葉でしたが、理解するまでもなく父の言葉は僕の中に「責任」というものを教えてくれたのだと思います。
目の前のことを一生懸命やれば人から信頼される。人から信頼されると責任感が強くなる。
あれからたくさんの人と出会う度に、この言葉の意味がじわりじわりと私自身の中に落とし込まれていく。そしてこの経験があったからこそ、今の私があることは誇りに感じられています。
ただ、すべてがその言葉によって順調にいっていたわけではなく“形だけの責任感”は私自身に重くのしかかっていたことに気づいたんです。今思えば、私はそれを簡単に考えていたんだと思うんです。
続きは次回書きたいと思います。読んでくださりありがとうございます。
「全員主役」の地域経済と教育をつくる。
山岸(やまぎし)みつる
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