昨日5/16(金)、「一般社団法人 鯖江建設業会」の令和7年度総会の懇親会に招待いただき参加。
その会を経て、叫びたい(伝えたい)ことがある。
それは、タイトルの通り
「建設業こそ地域を守る隠れたヒーローなんだ!」
ということ。
別にこの会に参加したからヨイショして書いているわけではなくて、以前よりずっと思っていることで。
みなさんは「建設業」というとどんなイメージを思い浮かべますか?
「格好良い」
というイメージ、ありますか?
おそらく昨今、多くの人にとってそういうイメージは無いのかなと。
実際に建設業界の方々からも、
「うちの業界はイメージが悪いから…」
というような言葉を何度も聞ききます。
なぜイメージが良くないのか。
この失われた30年(もはや35年?)の中で、
政府が財政を急激に縮小させていきメディアの方向性とも連動して、
「無駄な公共工事」
とか
「それに紐づく建設業界」
というようにどんどん悪者扱いされていってしまったというのが僕の認識です。
もちろん、
高度経済成長期の勢いの中で公共工事も建設業界もゆるい部分はあったかもしれません。
しかし、だからといって公共工事や建設業界を悪いもののように扱うのは、絶対に間違っていると僕は考えます。
残念ながら、それらの結果として…
日本の建設投資額はピーク時の平成4年度の約84兆円から、
平成23年度にはほぼ半減、その後多少戻してきていますが、
現状約60兆円(ピーク時から約30%減)。
それに伴い、
全国で建設業の就業者数は1997年の685万人をピークに、2024年には約481万人にまで、30%もの急激な減少。
さて、結果として今何が起きているか。
福井県民にとって身近なところで言えば、
「最近の除雪はなっとらん!!」
とかって声、聞いたことありませんか?
いやそれは残念ながら当たり前なのです。
除雪は役所が直接やる部分も多少はありますが、ほとんどが地域の建設事業者が役所から委託されてやってくれているのです。
というか、それ以外でやれる人(重機を持っていて扱えるプロフェッショナル)なんていないのです。
また、昨年は能登半島地震が起きました。
大災害が起きたとき、まず真っ先に道路や水道の復旧などの土木工事や倒壊家屋を処理したりと地元のために身を犠牲にして動いてくれるのは誰でしょうか。
自衛隊・警察・消防などももちろん頑張ってくれますが、
実際に迅速に重機で現場を整えてくれるのは他の誰でもなく地元の建設業界の人たちなのです。
ついでに言えば、
福井県内の建設事業者で今もなお、能登の復興の支援に入ってくれているところも少なくないのです。
そういった地域を守る最前線の業界を、
この30年間弱らせ続けてきたのがこれまでの政治行政であり、そういうムードに乗り続けている僕達自身なのです。
だから僕自身、そういったことへの反省の念も込めて、
あえてこのようなことも発信していきたいと思います。
もう一度言います。
建設業の方々は、僕らがピンチに陥ったときに最前線で地域を守ってくれる隠れたヒーローです!
そういった格好良い部分を、僕ら大人が今一度自覚し、尊敬の念を持ち、
地域のインフラとしての建設業界のこともちゃんと前向きに捉えていきましょう!
<追伸>
会の途中、スペシャルゲストで鯖江が誇る有名エレクトーン奏者&YouTuberの
「826aska」さん @826aska_stagea が😍
こんなに近くで迫力ある美しい演奏を…
会長、粋な演出をありがとうございました🙇
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