11/27、重症心身障がい児者 福祉サービス事業所「はぁもにぃ」を運営する
川満弓子さま（代表理事）
田邊みちよさま（施設長）
見谷文子さま（施設長代理）
より、現状と課題などの話をお聞きしてきました。
👉️開設までの背景
重度心身障がい者が特別支援学校卒業後に、
身近な地域で日中豊かな生活をおくれる場所が必要
↓
平成２７年１月開所
👉️事業
・生活介護（学校卒業後）
・放課後等デイサービス事業（学校に通っている子ども）
・児童発達支援事業（就学前）
・居宅訪問型児童発達支援事業
・緊急時短期入所事業
・相談支援事業
👉️抱える課題
①国規定の報酬が不十分で職員体制が不安定
②県の「重症心身障がい児と家族のための在宅サポート事業」で日中の「生活介護」受け入れへの補助が無い
③介護負担者の加齢でニーズの高まる「短期入所施設」が不足
④県の「重症心身障がい児と家族のための在宅サポート事業」は、重心者でも医療的ケアがないと補助が受けられず大きな赤字
⑤夜間の生活への支援の検討が必要
👉️山岸の所感
根本問題は国の報酬改定が全く不十分ということ。
というのも、財源に限りがある県や市町では支援の限界があるからです。
しかし一方で、
重症心身障がい児や医療的ケア児の親たちも高齢化（＝負担増）が顕著になってきている中で、
国の取り組みが残念ながら不十分である以上は福井県としてできる支援を少しでも拡充するしかありません。
まずは今回はぁもにぃのみなさまから明確に課題を提示いただいた
県の「重症心身障がい児と家族のための在宅サポート事業」
における対象者の条件緩和および生活介護の受け入れ補助追加について、
私は今年度まさに担当である厚生常任委員の役目なので１２月議会の委員会で早速議論していきたいと思います。
NPO法人はぁもにぃ永平寺（@harmonyeiheiji）のみなさま、
ただでさえ大変な日々の中でお話聞かせていただき誠にありがとうございます。
必ず活かしてまいります。
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