山岸みつる・堀居哲郎・三宅わたる が在籍する
県議会 会派 ふくいの党では、
「杉本達治福井県知事の辞職について〈声明〉」を下記の通り、発表いたします。
杉本達治福井県知事の辞職について〈声明〉
12 月 4 日に開催された福井県議会本会議において、会派ふくいの党を含む全議員の賛成により、杉本達治福井県知事の辞職が承認されました。本日の承認は、辞職申出書の提出から 30 日以内に退任する場合には議会同意が必要とされる制度によるものであり、30 日以降であれば議会同意を要さず退任できるという仕組みに基づくものです。
セクハラ問題の詳細は現時点で公表されていませんが、県行政のトップによる職員へのセクシャルハラスメントに当たる不適切な言動は、倫理上も組織運営上も決して許されるものではありません。
さらに、知事自身に続投の意思がない中で在任が続けば、更なる不安や混乱の発生と、県政の停滞が長期化し県益を大きく損なう懸念があることから、これらを総合的に判断し、会派内で熟議のうえ、このタイミングでの辞職を認めるべきとの結論に至りました。
私たち会派ふくいの党は、これまで杉本知事の県政運営に一定の評価を抱いてきましたが、今回の事案はその評価とは切り離して厳粛に受け止めるべき重大な問題です。
被害を受けた職員の方々には心よりお見舞い申し上げるとともに、被害者・通報者の保護と二次被害の防止を強く求めます。また、この問題への憶測や誤った情報の拡散が、関係者を深く傷つける可能性があります。
県民の皆さまにおかれましては、発言や発信が意図せず二次被害につながり得ることをご留意いただき、冷静な受け止めをお願い申し上げます。
来年 1 月以降に公表予定の特別調査委員会の報告書を踏まえ、事実関係の検証と再発防止に向けた組織改善が不可欠です。
また、今後は中村副知事が職務代理者として県政を担い、知事選を経て新たな体制に引き継がれます。
北陸新幹線の延伸、原子力政策、人口減少対策など重要課題が続く中、県政の連続性と職員の安心確保がこれまで以上に求められます。
前例のない極めて重要な局面となりますが、私たちは、県政
の安定と県民の安心のため、全力を尽くして取り組んで参ります 。
2025 年 12 月 4 日
福井県議会 会派 ふくいの党
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