こどもや女性支援について、7-8月に県外視察をしてきました。
（この視察には政務活動費を活用しています。）
👇️👇️7/14・TSURUMIこどもホスピス👇️👇️
「こどもホスピス」を知っていますか。
生命を脅かす病気を抱える子どもとその家族が、
病院や自宅以外の場所で遊びや学びを通して「生きる」ことを全うできるようサポートする施設や取り組みのことです。
福井県内でも、
「NPO法人ふくいこどもホスピス」
@fukui.kinderhospiz
さんが、県内でのこどもホスピス設置を将来的に目指して活動を活発化させています。
なお、私は昨年度「厚生常任委員」として委員会で関連の議論をしてきて、
今年度からは福井県でこどもホスピス支援事業の一歩目が始まりました。
今回は国内で２ヶ所しかないその設置事例の一つである大阪の
「TSURUMIこどもホスピス」
@tch_ins
について、ふくいこどもホスピスの代表・石田さんから視察機会のご案内をいただき行ってきました。
分かったこと・感じたことは、
「子どもたちにとってここはなんて居心地の良さそうな空間なんだ」
ということ。
重い病気を患う子どもたちが色々なことをただ我慢させられて無機質な暮らしを強いられがちな現状において、
このような施設の利用選択肢があることで子どもたちが今の「生」を思いっきり楽しめる、大変重要な場所だということです。
ヨーロッパではこどもホスピスの設置は行政も関わりながらもっと先へ進んでいます。
日本・福井でも、議論を加速化させていきたいです。
👇️👇️8/6・WACCA～ウィメンズネットこうべ＆兵庫県庁👇️👇️
現状の活動上の課題を相談いただいたことをきっかけに、
摂食障がいピアサポート
自助グループゆっくり 代表
林美紀さん @yukkuri_fukui
NPO法人福井女性フォーラム 理事長
菅井純子さん @feminist_fukui
カサンドラ症候群関係の支援をしている方
国際ゾンタ26地区福井FINEゾンタクラブ 会長
粒﨑幸夫さん @fukui_fine_zonta @yukio.0804
という福井県内で活躍するみなさまと一緒に、
参考になりそうな先進事例の視察に神戸へ行ってきました。
「認定NPO法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」
@wnk_since1992
さんは、DV被害や社会的要因などで困難な状況にある女性と子どもの支援を行っています。
（相談・シェルターでの緊急一時保護・生活再建・生きづらさを抱える女性とその子どもの支援など）
そしてウィメンズさんが運営する
「WACCA」 @wacca_wnk
は、そういった生きづらさを抱えている女性・その子どもたちの「居場所」としての拠点事業をしています。
分かったこと・感じたことは、
やはり行政だけでの支援で追いついていないことに「相談」よりもう一歩ゆるやかな「居場所づくり」があるということ。
そしてそれはDV・貧困・病気・障がい・犯罪と多分野をまたぎ、対象もこどもから大人まで広い範囲となるが故に、
組織構造上どうしても所管が縦割りになる行政組織だけではベストな施策を打ち出せていないということです。
だからこそ、民間での動きが重要になり、それをどう行政が普及・持続を支えるかという観点が重要そうです。
ちなみに、兵庫県庁の児童家庭課の女性支援担当の方にもお話を聞いてきました。
大変興味深かったのは
「民間支援団体設立支援事業」
（令和６年度～・補助上限420万円・補助率10/10）
という施策です。
軌道にのせるまでが大変なこういった支援団体・活動の「立ち上げ」を強力にサポートするというのは、
うまくやれば効果的だと思いますし福井県には無い形なので今後の議論の参考にします。
県内での「居場所づくり」支援の議論、加速させていきます。
👇️👇️👇️👇️
以上です。
今後も私としては分野の選り好みをせず、
県内のみなさんが思いをもって地域のために動こうとしていることをしっかりと調査をして担当行政部門と議論して、適切な政策につなげてまいります。
何か情報・相談がある方は遠慮なくご連絡ください！
順次対応してまいります☺️
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