10/14（火）に北陸３県議会議員研修会がありまして、
３県持ち回りで今年度は石川県へと参加してきました。
講師は著名な指揮者である広上淳一さん。（少人数での演奏も聴かせていただいた）
現在オーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティックリーダーであり、これまでの経歴や実績も書ききれないくらいすごい方。
で、内容が心に刺さりすぎて備忘録的な投稿だけごく簡単に。
指揮者として、音楽家としての技術などは僕にはさっぱりわかりません。
しかし、広上さんの話の一番根幹にあったのは「心」の話。
楽団を率いる者として、演奏を導く者として、
広上さんが最後に最も大切にしているものは頭で理屈でどうこうでなくて、
心のコミュニケーションでした。オーケストラメンバーに対しても、音楽に対しても。
東京音楽大学では学生の指導者として、
指揮者の卵たちの「心」を引き出すための本気の指導、声かけを映像で拝見できて、すごく考えさせられました。
というのも、別に僕は音楽家ではありませんが（ちなみに僕の父と母やうちの一族はアマチュアですがけっこう本気の音楽家なんですが笑）、
広上さんがステージで大切にされている「心」は僕らが政治家として選挙などの舞台で大事にしていることそのものと同じだなと。
講演後は一緒に聞いていた三宅わたる県議とその話題で盛り上がりました、
「これ俺らの選挙のときの”あれ”やね！」と😂
広上淳一さんという一流の方がそのような話をしてくれたことで、大切にすべきことは間違っていなかったと自信を持てた気がします。
そして最後の質問タイムで僕から
「指導時、他者の心を引き出すために大事なことは？」
という質問をさせてもらい、それに対して、
「全てを自分に責任があると思えるかどうか」
という深い答えをもらいました。
これは多分、引き出したい相手自身の姿勢と引き出す側の姿勢の両方の意味で仰ったのだと思います。
深いな…
でもこれも（自分ができているかは別にして）僕自身が大切にしている考えととても一致していて、嬉しくなりました。
本当の意味での自己決定や自己表現・自己追求、さらに突き詰めれば自己肯定には裏側で「果てしない責任感」がセットであると思うのです。
なんてたまには抽象的なことを書きたくなった、素晴らしい時間を広上さんからいただきました🙇
広上さんが指揮するオーケストラ演奏、どこかで聴いてみたいな～😁
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